えひめ鬼北 やさしいジビエ
商品ブランディング
Client : 株式会社ありがとうサービス
Category:ブランディングデザイン / 商品ブランディング

Issue
ご依頼背景
課題を価値に変える、
ペットと地域のためのブランド立ち上げ
愛媛県南予地方・鬼北町では、豊かな自然と農業に恵まれる一方で、鳥獣による農作物被害が深刻な課題となっていました。その対策として、近隣の宇和島市・松野町・愛南町と連携し、捕獲されたシカやイノシシを無駄なく活用するための、ジビエペットフード専門の加工処理施設が新設されました。
この施設の指定管理者である株式会社ありがとうサービスより、ペットフードブランドの立ち上げに伴い、ネーミングを含むブランディングデザインのご依頼をいただきました。
Solution
ご提案内容
「みんなにやさしい。」を、
ブランドの軸に。
「えひめ鬼北 やさしいジビエ」というブランド名には、鳥獣被害という地域課題を解決しながら、ペットにとっても栄養価の高い良質な食材を届ける。そして、廃棄されていた命を資源に変える――そんな“まち・ペット・環境”それぞれへのやさしさを込めています。この考え方をもとに、「みんなにやさしい。」をブランドコンセプトとして設定し、企画・設計を行いました。
パッケージデザインでは、鬼北町の風土や空気感が伝わる写真を主役に据え、ジビエペットフードとしては珍しいブルーを基調とすることで、業界内での視認性と差別化を図っています。現在はパッケージにとどまらず、店頭什器やPOP、Webサイトまで制作範囲を広げ、ブランドの世界観を一貫して届ける展開を進めています。
ブランドサイト ▷ https://kihoku-gibier.com/
ECサイト ▷ https://kihokugibier.theshop.jp/