岡山県蒜山
伝統工芸がま細工プロジェクト
「がまZINE」
Client : 自主企画
Category：グラフィック ／ パンフレット
Issue
ご依頼背景
消えゆく伝統をどうしたら残せるのか
岡山県真庭市蒜山（ひるぜん）地区に伝わる、県指定の伝統工芸「がま細工」。現在は材料の入手難や後継者不足といった課題に直面し、存続の危機にあります。まずはこの現状を多くの人に知ってもらうことが、未来への第一歩になると考え、手に取りやすく親しみやすい小冊子「ZINE」の制作に着手しました。がま細工に関する資料や情報発信が少ない中で、年齢や専門知識を問わず誰でも気軽に読める“入り口”となるツールを目指しました。
Solution
ご提案内容
伝統の入り口にふさわしい、
やさしい一冊を。
年齢や関心を問わず、誰もが手に取りやすく、読み進めやすい冊子を目指して、文字サイズや行間の設計、写真の使い方まで細やかに工夫しました。がま細工の空気感や手仕事の美しさが視覚的に伝わるよう、ビジュアルも重視しています。完成したZINEは、真庭市内だけでなく都内でも販売を展開。まだ小さな取り組みではありますが、認知のきっかけとなるツールとして、確実に一歩ずつ広がり始めています。
より詳細なプロジェクトストーリー ▷ note「みんなのデザイン進化論」
