ブランディングデザイン

























企業に根ざした、人々に根ざした、
製品サービスに根ざした、「想い」を掘り起こす。
「想い」を言語化し、視覚化し、価値化し、
普遍化し、支え、未来へ花咲かせる。
大きな視野のスモールカンパニーの、グローバルに発信するローカルの、
冒険心あふれるスタートアップの、時を超えていく老舗の。
理想に向かって枝葉を伸ばす、その「想い」の一つひとつを、
しなやかなLogicとゆたかなDesignで成長へ結実する。
社会のために、笑顔のために。「想い」を育む。
ブランディングデザイン カンパニー
Level 4 Design
私たちがブランディングで大切にしていること
想いを起点にする。
どんな企業・地域・商品にも「想い」は必ず存在します。それは特別な言葉で整理されていないだけで、日々の中に息づいているもの。私たちはヒアリングや対話を重ねながら、その奥にある想いや価値観を丁寧にすくい上げます。無理に新しくつくり出すのではなく、すでにある本質を引き出し、言葉とビジュアルに整えていく。ブランディングのはじまりは、整理されていない「らしさ」を見つけるところから始まります。
らしさを価値に変換する。
私たちのブランディングは、単に整ったデザインを用意することではありません。ブランドの背景にある哲学や考え方、信念を起点に、社会との関係性の中で“価値”へと変換していく作業です。キーメッセージや統一感の演出だけに頼るのではなく、誰にどのように共感され、信頼されるのかを丁寧に設計します。企業と生活者の想いが重なり合ったとき、初めてブランドは機能しはじめると考えています。
「育つ」ブランディングを。
ブランディングは、一度つくって終わるものではありません。私たちは、策定したブランドアイデアをもとに、制作物ごとに最適なデザイン表現を重ねながら、ブランドを少しずつ積み上げていきます。短期的な統一感だけを求めるのではなく、長期的な資産となる表現を伴走しながら育てていく。その積み重ねが、企業や地域にとって「らしさの蓄積」として機能していくと信じています。
ブランド構築の基本要素
ブランド構築は、理念や思想(MI)、視覚表現(VI)、行動や体験(BI)の3領域から成り立ちます。
この3領域の整合が、ブランドの強さを生み出します。
ブランド構築のプロセス
MIの言語化からはじまり、3つ領域を一貫した戦略とクリエイティブで支援します。
立ち上げだけではなく、ブランドが未来へ機能し続けるように、中長期の視点で構築・運用を行います。
「想い」を掘り起こす(言語化)
- − パーパス・ビジョン・ミッション開発支援
- − マニュフェスト・ステートメント開発
- − ブランドコンセプト開発
「価値」を磨き上げる(見える化)
- − ロゴマーク・タグライン制作
- − キービジュアル・世界観設計
- − ブランドブック/ブランドムービー/ブランドストーリー
- − WEBサイト/パンフレット/ポスター/パッケージ/空間設計…
「らしさ」を育てる(行動化)
- − インナーブランディング/企業・自治体ワークショップ
- − セールスプロモーション/広告/WEBサイト・SNS運用
- − イベント企画・運営
私たちのブランディングに対する考え方
L4D THINKING
小さな会社こそ、今こそ、ブランディング。
消費の時代が終わり、私たちは価値の時代を生きています。
競合商品との差別化、価格競争力、イメージの良し悪し、そのようなことだけでは商品や企業は選ばれなくなってきているのではないでしょうか。
それは、大きな企業だけでなく、小さな企業にとっても同様に見られる傾向なのです。
その企業が、その商品が、そのサービスが、なぜ存在するのか。どのような価値があるのか。取引先からの、消費者からの、社会からの、未来からの、さまざまな問いかけに応えられる本質が求められているのだと思います。
といっても身構える必要はありません。これは決して難しいことではないはずです。
なぜならば、その回答は、じつはすでに手元にあるはずだからです。
巨大なグローバル企業であっても、スタートしたばかりの企業であっても、すべての企業にはその企業にしかない独自の「想い」というものがあるはずなのです。
「うちにはそんなもの特にないよ」と考える企業もあるかもしれませんが、そんなことは決してないのです。もし本当に何もないとしたら、どうしてそのように日々、誠実に事業をすることができるのでしょうか。
本質が問われる価値の時代。これは言い換えればチャンスの時代だと思います。
規模や知名度ばかりに左右されない、本質を求める世の中にある無数の賢くフェアな目が、自分たちの価値観にフィットする商品や企業を見つめ新たな出会いを求めています。
人に例えてみれば明白ですが、製品やお客様、社会と誠実に向き合う、「想い」のしっかりした企業ほど信頼され、愛されることは間違いがありません。
私たちレベルフォーデザインのブランディングは一般的にイメージされるブランディングとは少し異なります。といって最先端というわけでもありません。当たり前のことを当たり前にするだけです。ブランディングには2つあるのではいでしょうか。それは、見せかけだけのものをブランディングと称しているものと、そうでないものです。
たとえば、キーメッセージとキービジュアルをあらゆるポイントで露出させることをブランディングと呼ぶことには抵抗があります。そうであってもいいのかもしれませんが、絶対にそうではないほうが良いという考えの方が大きいのです。
私たちはデザインやイメージを統一したり、管理したりするのではなく、ブランドの意思や哲学といった「想い」を、いついかなるタッチポイントにあってもブレることなく伝達することに注力をします。その結果、うんざりするようなメッセージの繰り返しや擦り込みではなく、企業が持つ「想い」と、顧客が持つ「想い」を有機的に重ね合わせることができるからです。
私たちレベルフォーデザインのブランディングは、新しいものではありませんが、古いものでもありません。当たり前のことを当たり前に具現化していくという作業こそが、混沌とした時代には最も役に立つやり方だと信じています。
特に、小さな企業にとってこの王道のやり方こそは大きな力になるはずです。いま、世界を制しているグローバルカンパニーも、そのすべてが、かつて小さな会社でした。ただ、他よりも「想い」が明確だっただけです。
L4D WAY
小さな会社の大きなブランディング。その作り方、育て方。
私たちレベルフォーデザインは、ブランディングデザインカンパニーです。
いわゆるブランディングファームとも、ブランディングエージェンシーとも違います。
創業以来二十八年以上にわたり、800社以上の企業や地域のブランディング活動に関わってきました。スケールに関係なく、クライアント様とともに大きなビジョンを描くことを大切にしています。
デザイン会社ではなく、ブランディングデザインカンパニーを名乗るには理由があります。
それは、デザインをするだけでは、デザインとして足りないと考えているからです。禅問答のように聞こえるかもしれませんが決してそんなことはありません。
美しいデザインや洗練されたデザインをいくら作ったとしても、デザインをデザインしているだけでは、クライアント様も私たちも、最初にいた場所からほとんど先へ進んでいないのではないでしょうか。それでは困るのです。1が1のままでなく、2へ、3へ、と着実に積み上がっていくことがブランドコミュニケーションなのではないでしょうか。百歩譲って体力のある大企業ならそれでもいいのかもしれませんが、小さな会社ではそうはいかないはずです。
何かデザインを制作するとして、そのバックグラウンドにある企業の「想い」をしっかり捉え、そこを起点として開発していくと、自ずとその製作物の、さらにその先までを伝えることができるようになります。この起点こそがブランディングであり、その製作物やさまざまな行為の積み重ねこそがブランドを作っていくということなのだと考えています。
レベルフォーデザインでは、ブランディングに取り組む際、まず企業様の「UBO(Unique Brand Offer)」、「Belief」、「Insight」の3つの要素を規定し、そこから企業独自のBRAND IDEAを導き出します。これは、よく見かけるような一方的に企業からの理念だけを宣言してしまうようなやり方とは違います。
VisionやMissionなどと、自分達の主張だけをいくら大声で宣言しても、それだけでは人々との間に共感を生むことは難しいのです。これは、せっかく素晴らしい「想い」を持っているのにもったいないことです。どんなに小さな会社であっても、必ずこの世界にそのブランドが存在する理由があります。それは自分達のためではなく、必ず世の中の誰かのためであるはずなのです。自分達は誰のために存在するのか、誰を応援したいのか、誰に応援されたいのか、そのことを明確にします。そして、その人たちの抱えている「想い」と、自分達の「想い」を重ね合わせるのです。
大きい会社だけがこの世界や、世の中を動かしたりしているはずはありません。小さな会社こそが、人々のことをもっとよく知っていて、その役割を担っているのです。中小企業が9割を超えるこの国では、特にそうではないでしょうか。
L4D FLOW
「ストラテジー」→「デザイン」→「ストラテジー&デザイン」というプロセス。
レベルフォーデザインのブランディングは、ストラテジックチームにより、ブランド戦略を決めることからはじまります。
ヒアリングや現状分析、ターゲットオーディエンスの分析などをもとに課題や仮説やゴールなどを設定。ブランドの価値を定義、規定します。そこからさらにブランドアイデアを決め、タグラインやステートメントを作成。その企業やブランドはどんな人格なのか、どんなトーンであるべきなのかなど、ブランドパーソナリティなども明確に規定します。これは、長期的にブランディングを構築していく上でも、どのような表現スタイルやアイデアを選択するか、インナーブランディングはどうあるべきかなど、さまざまなことを決済していく上でもブランドにとって大切な指針となるものになります。
ブランド戦略が決まると、それに乗っ取った方向性でデザインチームにより、実際にクリエイティブ開発に入ります。CIやVIはもちろん、パッケージデザイン、コーポレートツール、店舗空間、広告など、ブランドのさまざまなコミュニケーションについて、一貫した戦略のもとそれぞれの目的に最適で効果的なデザインで総合的にブランドを構築します。
ブランディングは、デザインをひとつアウトプットすればそこで終わりということはありません。長期的な戦略から生み出される、そのブランドならではのメッセージとデザインは、その後のさまざまなコミュニケーションへと継続性を持ち、ブランドの資産として蓄積していきます。
ストラテジックチームとデザインチームの2つの車輪が互いに機能しあって、ブランドの価値を引き出し、継続性を持たせ、「想い」を大きく育むお手伝いをするのが、私たちレベルフォーデザインのブランディングプロセスです。何事もプロセスが大切なことはブランディングにおいても同じなのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし私たちの考え方に共感いただけたなら、ぜひ一度お話ししませんか。
ブランディングについて、まだ漠然とした段階からでも大丈夫です。
小さな一歩から私たちが伴走します。
あなたの「想い」を、かたちにするお手伝いができる日を楽しみにしています。